とのばな17_2(2010年8月1日/ソロコン感想ヲタ節)
いつものアイドルネタです。
その出発地点が滝尻王子。
「滝」で「尻」で「王子」ですよ?
殿ヲタは一度は参るべき聖地でありますね。
と、そんな余談はさておき――まいったなあ、何を書こう(笑)。
コンサートについては「楽しかった」の一言で終わってしまうんですよね。
ヲタなんだから当たり前、と思われるかもしれませんが、ヲタなりに求めるものがあり、たまには消化不良で帰ってくることもあるのです。
でも、今回はちょっとたまらないものがあり、だからってそれを説明するだけの力量が私にはありません。
100%の殿礼讃はしたくないし、できるだけしないように気をつけてきたつもりですが、いいですか、ここで殿への愛をぶちまけて(笑)?
そろそろ私も歳だしね、殿ヲタであることは、もうある種ネタみたいになっっちゃってるし、お茶の間ファンにもどってもいいか、とね、
わりとね、思ってたりしたんです(や、これはマジで)。
でも、ダメでした。
オープニングから「Word ○ Love」「Taste ○e」「to be ○○ not to be」
曲名だけ聞いてもわかんないですね、まあ、ともかくヲタのハートわしづかみなわけです。
しょっぱなからトバすなー、殿⇔
たぶん、舞台の殿もコンサートの殿もTVで見る殿とは全然、別人です。
これを伝えられるだけの言葉が自分にないのがもどかしい……(;_;)
前回にも書きましたが、長く一緒にやってきたKMF2とABC-○がいない今回、殿をサポートしてくれたのはミ○スノ○マン(MSM)。
平均年齢18歳だかで殿より10歳は若い。
錦○さんや気心の知れたKMF2やABC-○と一緒のときは、殿がふっと気を緩める瞬間や相手にゆだねてしまう瞬間があって、安心して見ていられるところがありました。
けれど、今回はそうは行かない。
若いMSMは歌って踊ることはできても、あらゆる場面で殿の指示待ち。
いつもなら苦手なダンスはKMF2らにまかせて少し流すのに、100%踊りきり、歌いきり、気合い、気魄全開で、2時間半、出ずっぱりの殿……
そうか、殿はそうやって若い人に伝えていくのか、と。
そうして育てた若手は人気が出て去っていき、殿はまた新たな若手といつまでも走りつづけるのか、と。
これを感動と呼ばずして、なんと呼ぶのでしょうか(もうホント、オバカですみません)。
今回、同行してくれたのはAヲタのお馴染みSちゃんと、Kヲタで殿コンははじめてのあひるちゃん。
コンサート中、たまらずあひるちゃんに
「T沢さん、かっこいいよねえ?」と声をかけたら、
「ん~、かっこいいというより面白いですね」
いやいや、あひるちゃん、面白いより、ここは「かっこいい」でしょ?
とコンサート後の食事まで妙な押し問答がつづきましたが(笑)。
たしかに、相変わらずヤンキーに扮したり、かと思えば「赤ん坊」にもどったり、
「美輪明○」に変装したり(↑ココらへん、わけ、わかんないですよね)、色物づくしではあります。
「ぎょっ」と驚く仕掛けもあれば、「なんだ、それ?」と首をかしげる演出もありーの
「なんで脱ぐのん?」と失笑するシーンもあり、「生着替え」もありーの、火もぼうぼう燃える。(←念のため言いますが、これもコンサートの話です)
そうそう、タキ○ンジャーもありました。
今回はドラマ仕立てではなく、タキ○ンジャー体操でしたよ(ますます、わけわかりませんか?)。
時間がなくて殿曲を予習できなかったあひるちゃんも、Sちゃんも きゃ♪ きゃ♪ 笑って楽しんでくれてたように思います(殿コンに関しては予習はほぼ不要ということが証明)。
良かったね、殿、大きくははずさなくて(*^^*)
これだけ色物づくしでも、コンサートとしてのクォリティが落ちないのが、そして美輪明○と素の殿のギャップが殿のかっこよさなのです。
と訴えて理解してくれる人は、ここにはたぶん数名のみ……
2005年12月、殿のはじめてのソロコンサートはユニットのコンサートの殿の部分だけを
見事に切り出したようなコンサートでした。
もちろんヲタ的にはそれで充分満足だったのですが、殿が最後の挨拶で
「自分がやるべきはこれじゃなかった、ごめんなさい」
みたいな反省を口にしたのを、いまもはっきりと覚えています。
そして去年、二度目のソロコンではじけて、今年、三度目のソロコンはさらにはじけてました。
今回、ラストスパートで声が涸れはじめ、アンコールでは声が出ていない場面もありました。
何度か苦しげに顔をしかめているのも見ました。
限界だったんだろうな、と思います。
ヲタ的にはそれはそれでたまらないものがあるんですが、本人としては納得いかない部分もあったでしょう。
それもこれもぜ~~んぶ引っくるめて、ヲタは殿を「男前」と思うのです。
顔のことじゃないですよ、なぜならば、殿の外見のことは「男前」ではなく「キラキラ☆彡」と表現しますから(←バカですね(笑))
殿がどうとかではなく、何年も何年もだれかのファンでありつづけるには、ただ格好いいだけではもたないだろうと改めて気づいた次第。
相手から大切ななにかをもらうからこそ、目を向けつづけるのだろうな、と。
笑われると思っていままで言わなかったことが一つ。
ときどき仕事でイベントの準備を任されることがあります。
そのときなにより大切にするのは「なにをどうすれば失敗なく無難に終われるか」ではなく
・どんなイベントにしたいか、明確なヴィジョンをもつ
・必ず新しいことを取り入れる
イベントの当日も準備においても私自身は無力なので、これを言うのはおこがましく僭越ではあるのだけれど、会場の下見に行ったりタイムスケジュールを切るとき、なによりその二つを念頭に置きます。
そして、実はこれは殿のコンサートから学んだことなのですね。
イベントのノウハウを下の世代に伝えろとよく言われるのですが、じゃあ、次回の社員旅行は殿のコンサートか舞台にしませんか、ボス♡
ほんと、すみません、予告どおり、めいっぱい殿礼讃でした^^;
またどこかの雑誌で写真が出たら、そのとき、ネタにしますね。
今日の写真はコンサートのパンフレットを大慌てで撮ったものを使いました。
(ほんとはパンフも雑誌も写真転載は基本的にNGです。一応、紹介引用というエクスキューズを用意していますが(・・;)
この手放しのヲタ話を最後まで読んでくださった方に、心から感謝を