chakichanの日記

ジャニヲタの独り言。サービス停止した別ブログからの転載です。

とのばな34(2013年4月6日/歌舞伎2012DVD前半)

いつものアイドル話です。

力いっぱい、くだらない記事です。

時間をもてあまし、かつ海のごとく広い心をおもちの方のみ、つづきをご覧くださいませ。

本日のネタは「2012年○沢○舞伎」DVD。

ちょっと愚痴っぽいです(これだから年寄りはやーねー(^^;))

 

いつもこの与太話にクリックありがとうございます。

やっと2012年の「滝○歌○伎」のDVD、見終わりましたので、その感想をば。

最初にお断りしたとおり、今日は書く前から「愚痴にはじまり、愚痴に終わる」予感。

毎度のことですが、先に謝っておこう、ごめんなさいm(_ _)m

 

この舞台は第一幕と第二幕に分かれています。

まずは、日本の英雄を紹介する第一幕から。

 

♪第一幕――日本の英雄たち

殿の早変わりが見所です。

年代順を無視して紹介していきますね。

義経

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↓頼朝

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 ほかにも弁慶とか、めまぐるしく入れ替わって、見応えあります。

 ↓芹沢鴨(新撰組)

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沖田総司(殿)による芹沢暗殺

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これ、五条の橋の上っぽいけど、でもって、暗殺どころか思いっきり辻斬りやけど(笑)、まっ、いいや。舞台だしね、じっさい、早変わりはたいしたもんだし。

 

↓ つづいて織田信長

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ちゃんと最期に幸若舞の敦盛もやりますよ(「人間五十年、下天(化天)のうちにくらぶれば」…ってアレね)。

と、この辺りまでは寛大なわたくし……

 

しかし、ちょっと「ん?」と思うところもある。

忠臣蔵、松の廊下の後で。

↓舞台奥:浅野内匠頭 手前:吉良上野介

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はい?

上野介、内匠頭を斬首してますか????

それはあかんて、後々大問題やて?

せめて静かに切腹させたげて!

 

早々とぶっちゃけますと、この舞台、出演者が「若い」。

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 これじゃ、まるで学芸会です。

一人一人をみれば、歌のものすごく上手な子、ダンスの上手い子、いっぱいいます。

けれど、みんな、気持ちがね、「先輩に褒めてもらうこと、失敗しないこと」にしか向いてない。

それ、あかんよね?

若かろうとなんだろうと舞台に上る以上はプロ。

きみらが魅せるべきは、お金払うて見に来てくれた観客、DVD買うてくれたお客さんであるべきやんね?

別にきみらの「頑張った成果」を見にいってるんちゃうねん。

完成された舞台にお金、払うてるねん。

 

上の忠臣蔵のシーンも、間違えずに台詞を言うのでせいいっぱい、どうしても早口になる。

一人が1つの場面をもちきれないために、ああいうとんでもない「掟破り」になったんではないかと。

 

ちなみに2008年○沢演舞場での同じシーン ↓

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○ッツーが美しくも静謐な切腹シーンを一人で演じきりました。

 

思えば、この頃はKMF2やABC-○ががっちりと舞台を支えてくれて、なんと恵まれてたことか(いまでも2008年演舞○DVDの義経は秀逸だったと思っています)。

どんな仕事でも同じだと思うのだけれど。

ワントップ、上下関係のみのなか、なにかを作るのは、本当に大変だ。

多少の先輩後輩はあっても横並び、対等な関係のなかでこそ作り上げられるものがあるんだなあ、と。

2010年の歌舞○も、同期の○らっちがぎゅっと舞台を引き締めてくれてたね。

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話を元にもどして、松の廊下、内匠頭斬首(涙)の後。

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相変わらず、これだれ? な登場をする「大石内蔵助」。

ほんま、なんで単身、吉良邸に突入するん(笑)? どんだけやんちゃさんなんだか、内蔵助。

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ま、殿だから許す。

だがしかし。

chaki的にどうしても納得できないシーンが ↓こちら。

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本能寺の変のあと(殿はいま豊臣秀吉)。

でね。

徳川家康が攻めてきた。淀君、早く本丸へ」(とかそんな台詞)

またまた、はい?

 

で、次のシーンが――

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早変わりがすごいのはわかった。

しかし、あの、これって状況的には大阪夏の陣よね?

秀吉、生きてたんかい?!

 

舞台上の演出とはいえ、さすがに事実と乖離しすぎやろ、と、いったんDVD鑑賞を中断して頭を冷やしたchakiでした(^^;)

 

どうしてもこういうシーンがやりたかったなら、なんで柴田勝家お市にしいひんかったんやろ?

マイナーやから?

いや、それを言うなら芹沢鴨も充分マイナーやろ(笑)。

 

舞台の出来でいえば、群舞とか個々の演出は好きなんやけど、肝心の動きが不揃いだったり。

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まね、殿もね。

ダンスも芝居も、歌さえも上手くはない。

正直、Jニアの子たちより下手だったりするんで、大きな声で文句は言えないんだが。

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けど、殿はさすがに座長。

たとえ客席に背を向けていても、ちゃんとその空間を支配してる、と身びいきありありで思う。

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殿の出ているシーンとそうでないシーンとでは、場の掌握力がちがう、とこれも身びいきありありで思う

(この「身びいき」がなければ、とっくにヲタやめてますもんね(笑))

 

あー、愚痴やらなんやらで、長くなってきたので、またまたいったん切りますね、すみません。

最後まで読んでくださった方、いつもありがとうございます♪

さらにDVD鑑賞はつづく。愚痴は減らします(たぶん)!!