とのばな38(2016年4月8日/T歌舞伎のお話)
(2018/03/02:書き溜めた「とのばな」は今回が最終回。最後まで読み続けてくださった方、ありがとうございました。前の記事から1年近く間が空いているのは、2013年当たりからFacebookに交流の場を移したからです。別ブログからのお引っ越しはここまでですが、ひょっとしたら今後もポツポツと更新するかもしれません。そのときにはまた、よろしくお願いいたします。
とっても面倒でうざったい記事です(今回、とくに)。
ご興味のある方のみ、そして海より広いお心をお持ちの方のみ、
次をクリックしてくださいませ。
以上、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
お久しぶりでございます、殿ヲタのchakiです。いつにもまして、ウザい記事を書きます。なおかつ、面白くもなんともありません。
許してね。
ヲタ用語も混在しています。
ちょっとだけ説明すると、担=ヲタ=ファンです。(使用例: chakiは「滝担」)。殿に関しては、今回は殿とか座長とか滝とかいろいろ混じってます。脳内補完してお読みくださいませ(←あ、そこまでして読むほどのものじゃないです、ほんとに)
では、いきます。
今年(2016年)の「T沢歌舞伎」、なんだか初っぱなから、いろいろ大変です。
いろいろありすぎて、なにをどう書けばいいのかわからん。
4/10に初演だったのだけれど、4/12に今回のゲスト、大先輩の「三宅○」さんが足を負傷。
4/13、診断の結果、骨折(右足親指)、全治三ヶ月と判明。それでも千秋楽まで出演されるそうな。
三宅さん、さぞ悔しかろう。
じつは、初演以来、健担姉さん方(訳:三宅○ファンの方々)の悲鳴のようなツィートがタイムラインを埋めてた。
見てないけれど、わかるさ。さぞ先輩はカッコよかっただろう。
座長はセルフプロデュースはさっぱりだけど(ほんと残念だ)、人のプロデュースは抜群にうまい。たぶん根っからの裏方気質なんだと思う。
2010年の「T歌舞伎」では同期の屋○っちのために、彼以外目に入らないほどの見せ場を用意し、それでも最後の最後は座長のメンツをかけて彼と火花を散らした。
あれも強烈に印象に残る舞台だったけれど、今回はきっとそれを上回るステージだったんだろう。
「なんで後輩の舞台に出なきゃなんないのよ? どうせサポートでしょ? つまんないことで忙しい健くん使わないでよ」
T歌舞伎に出演が決まったとき、健担姉さん方はさぞ憤慨されたことだろう、と思う。
でも、いざ幕が開いてみると、期待以上の演出だったんじゃないなかろうか。むしろ座長よりも見せ場が多いかもしれない。しかも三宅さんのこと、よくわかってのセトリと思ってもらえたかもしれない。
とある健担さんのブログで読んだ。「健担としては嬉しいけれど、滝担さんたちはいいの、これで?」とJr担のコに聞いたらしい。
そのこたえが「滝沢さんはいっつもこんな感じです。だからぜんぜん大丈夫です」。
その通りだ。Jr担、さすがわかってるw。
もうちょっと自分をうまく演出しろよ、とは思うけどね。
それなのに、わずか3日目での事故。舞台は5/15までの長丁場。
だれにとっても辛いことだね。
負傷したその日、舞台の上で健君が座長に「迷惑かけて申し訳ない。ふがいなくて」(←じっさいに聞いたわけじゃないのでニュアンスね)と言いさすのを、座長がさえぎって話題を変えた──そうだ。
ああ……三宅さん、よっぽどテンパってたんだなって思う。ふつう、それ舞台じゃ言わない。
後輩に請われて出演し、後輩が10年以上、大きな事故なく続けてきた舞台。自分のせいで、と思うとどうしようもなかったんだろう。
あとにつづく後輩たちに、自分の背中を最後までしっかりと見せたかっただろう。それが先輩としての矜持だもの。
そして、プロだもの。無茶は承知、100パーセントのパフォーマンスを見せたいだろう。
決して安くはないお金を払って、場合によっては遠方から見にきてくれるファンのために「怪我したから踊れません」とは口が裂けても言いたくないし、そんな姿は見せたくないだろう。
でも、三宅さんには長い長い未来がある。無茶はいけない。
先輩が「やる!」と言えば、座長であっても後輩の殿にはとめられない。
だから、どうか殿の話を聞いてやってください。
これも、とある滝担さんのツィートにあった名言。
「安心して座長に任せてください。うちの座長は顔も器もでかいです」
ほんとにね、健君と比べると顔でかいよね(笑)。
座長は舞台に関しては決して妥協しません。
だから、どうか自分の「これから」を大事にしてください。
座長も悔しかろう。
座長がいままで、どれほど出演者の怪我に気を遣い、無事に公演を終えることに傾注してきたか。
滝担なら知ってる。それがあっての11年目だからだ。
1ヶ月後、万全の状態+αでV兄さんの元へ、ファンの元へ返すのが座長の努めだったはずなのに。
「身一つで来てください」と請うた先輩を守りきれなかったね。辛いね。
この事故の後、改めて「守ります」と言いきった。
だったら守るしかないね。あと1ヶ月、頑張れ!
そして、すのまんくんたち──彼らが成長してくれてて、本当に良かった。
これが3年前4年前なら、と思うとぞっとする。「ここは任せた」と言える相手がいるのといないのとでは、まったくちがう。
すのまんのみんな、殿の重圧を分け持ってくれてありがとね!
(↑こういう発言がジャニヲタのウザさなんだよな、とわかってます^^; スミマセン)
いままで、私は「たかが」アイドルのことで感極まって泣くヲタを冷ややかに見てきたし、たぶんそれはこれからも変わらない。
でも、今回だけはね。健君担の姉さん方が泣くのはしょうがないよね。
立場が逆で、これがもし殿だったら──
後輩座長が自分のために用意してくれた舞台に出て、でも直後に怪我をして、ほんとうなら自分が引っ張るべき後輩座長やJrに支えられ守られて、怪我なんて感じさせない舞台を笑顔でつづけてるんだよ?
これが泣かずにいられよーか(いや、私は泣かないけど気持ちはわかるって話)。
じつは私、今年を最後と決めて、5月に観劇を決めています(いつか大阪公演が実現すれば別ですが)。
それもあって日々ツィートを追ってるんですが、先輩自身がこの状況にありながら、常に座長を立ててくれてるのが伝わってきます。
百万回、ありがとうを言っても足りない。
なんとなくですが、「来年(2017年)、リベンジのためにもう一度健君を」みたいな話が出ないともかぎらない気がする。
……それだけはやめて……今年が最後と決めたんだよ。また行きたくなるじゃないか(涙)。
ヤバいネタにも事欠かない。極めつけは↓
「おまえの笑顔を見るために、これ(この舞台)をやってるんだ」
いやいや、もうね。自分が腐女子でなかったことに感謝します。
殿が先輩から「おまえ」呼ばわりされるのもツボだけど、いろいろ面白い。
なんだか、妙なところで局地的に「男気アイドル」の評判を高めている殿でした。
最後までこの面倒な記事を読んでくださった方、もしいらっしゃいましたら、ありがとうございます。
Jニーズヲタってうざいでしょ(笑)!
【ちょっと掟破りの追記】
twitterで見た健君担のツィート(たぶん若い^^;)
「滝沢歌舞伎に込めとる想い(は健君が)1番強いんちゃうかな」
んなわけねーだろっヽ(`Д´#)ノ
自担のことだからそう思う気持ち、言いたい気持ちはわかるし、実際にそうかもしれない。けれど、それは口にしちゃ(公開ツィートで流しちゃ)ダメなんだよっ!
過去11年間この舞台を守り、これからも守りぬいていく座長がいるんだよっ!
雑言、失礼しました。良い子はこんな言葉遣い真似しちゃだめよ?
(2018/03/02:結局、2017年の再演が叶い、行かずにはいられなかった私。それどころか2018年も共演です。きっと自担自身に、まだまだ見たい、知りたい先輩の姿があり、先輩から得たいものがあるのだろうと思います。さらに、その後の三宅さんの「もっと自分のことを考えろ」で全世界の滝担が泣きました!──かどうかはわかりませんが、chakiは感動に打ち震えました。何年経っても、あのレポを見たときの気持ちを忘れることはありません)