とのばな14(2010年5月2日/○沢歌舞伎遠征顛末記)
いつものアイドルネタです。
レポはしないと書きましたが、します。
ヲタ節炸裂です。長いです、ほんと。
ヲタ話に耐性があり、なおかつ時間をもてあましておられる方のみ、こちらを↓どうぞ♬
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さて、5/1(土)は東京遠征でした。
某アイドル、仮称「殿」の舞台「○沢歌舞伎」に行ってまいりました。
午前8時過ぎ、のぞみ号にて一路、東京へ。
同行してくれる同僚Sちゃんと合流して。
ひゃー、大都会(←どんだけ田舎モン)
目的地は↓ここ。
おノボリさん、迷わずに到着しましたよ。
化粧室はすごい行列でしたよ、都会って人がいっぱいだ。
今回の席は前に3列桟敷席があるだけで、ほぼ最前列。
目の前をJニアの子たちが走りまわる、まわる。
たぶん、もう二度とはない良席、たんのーしてきました。
10ヶ月ぶりに見るナマ殿です。
ち、ちかい……
開演前、オペラグラスを調整してて、
「そんなん、絶対要りませんって(笑)」
とSちゃんに笑われ、
「ちゃうねん、視界を殿でいっぱいにしたいねん」
(そこはわかってくれよ……)と駄々をこねたわたくし、
はい、「 そんなん、全然要りません」でした^^;
えー、毎度のことですが、舞台では殿しか目に入りません。
殿only。
後はいつも殿を支えてくれる強力な助っ人、河合F人、
今回は出ていないけれど藤ヶ谷T輔くらい。
なんで、ナマで見た舞台のDVDでも
「へ~、こんなことやってたんや」と新鮮な気持ちで見られます、とってもお得。
第一部は昨年までの滝○演舞場を引き継いでいますが、大きくシェイプアップ。
それでも「忠臣蔵」はやる。
でもって、松の廊下はちゃんと説明がある。
けれど、やっぱり殿がなんの役かはわからない。
大石○蔵助の「お」の字も、吉良上野○の「き」の字も出ない。
……
……
でも、いいの、全然平気。
ナマの殿がそこで動いているだけでいいの。
だって、ヲタだから。
脱いでくれと頼んだ覚えはないけれど(←当たり前だ)、殿が脱ぎたいなら止めはしない。
最前列だけに、殺陣の迫力も半端ないです。
それを抜きにしても、第一部は圧巻。
ひいき目ありで、和洋折衷、お見事、と思います。
殿は海外公演を目論んでいるようだけど、たしかにイギリスなんかで受けそうな舞台。
でもね、殿、海外よりchaki地方だろ(←そうか?)。
宇○市の公民館とかお薦めだよ?
そして、第二部。
昨年までは殿の愛称にもなっていた「義○」、かなりこなれて良い芝居になっていたけれど、今年は演目が変わって「平将○」。
感想は……まあ、初演だしね、
来年、再来年と良くなっていくでしょう。
我ながら、なんちゅう上から目線^^;
でも、義○だって初演のときには意味がわからなかったし。
あと気になったのは「今回、予算がない?」でした。
いつも殿の舞台やコンサートは
「Jニーズは予算とか考えんでええから、楽よなあ」
と思うほど派手なんですが、今回はなんだか、ちょっとだけ(ほんのちょっとだけですよ?)仕掛けがしょぼかったのが残念。
あと、アンコールもなくて、あっさり終わる。
これはちょっと哀しかったです。
ってか、本気で泣きたくなりましたが。
そいでですね、まだ続くんですが、いいですか?
しかも、ここからが本題ですよ(笑)。
第二部で殿扮する将門と、河合F人扮する捨十(役名です)
二人だけのやりとり(多少アドリブ)があるんですが。
殿「いざというときのために、爪はちゃんと切っておけ」
F人「はい」
殿「そこの(観客)の手も調べろ」
F人、客席下手に降りて、一人の手を調べる。
F人「将○さま、ちゃんと爪は切ってあります!」
殿「爪を伸ばしている者を探せと言ってるんだ」
殿に叱られて、客席上手(我々のいるほう)に降りるF人。
そして、おもむろに我が同僚Sちゃんの手を握る。
F人「きれいな手をしてますね」
……え?
F人「指、長いですねえ」
……う、そ……
F人「ちょっと、そこの団子屋まで一緒に来てくれませんか」
なんだ、これ???
ちなみにSちゃんは若くて、ちょっと人目を惹く可愛い女の子。
割といつも無敵オーラを放つSちゃんが
あんなに固まるところをはじめて見ました。
一瞬、Sちゃんが舞台裏に拉致られるのかとドキドキしましたが、要は「しかし、そこの団子屋には明かりが一つしかない、
つまり光が一つ、「光一つ」」(殿のシングル曲のタイトル)というダジャレともなんともつかないオチで笑いをとるだけのことでした(そして、それはあまりにも笑えないオチ)。
私はいつも若いSちゃんを盾に
「渋々ながら、娘に頼まれて舞台に同行する母親」
みたいな顔で観劇しているんですが(それになんの意味があるのかという突っ込みは却下)、このときは、ただぼう然とするばかり。
河合F人、いい奴だなあ、使える奴だなあ、くらいの印象しかなかったのに、至近距離で見ると、すこぶるつきの美形。
芸能人って恐い。
キンラキンラ☆彡のオーラで、すぐそこにいるのに、とても目を合わせられません。
Jニーズのなかでは凡庸な容姿なんて思ってて、ごめんよ、とどれほど心のなかで詫びたか。
……
これが殿でなくて良かった、と真剣に思いましたよ。
まったく正視できず、一目さえ見ること叶わず、後でそんな自分を死ぬほど悔やむにちがいないのだから。
だってね、↓これですよ?
こんなん、目の前に来て、正視できます?
(この衣裳は舞台では着てなかったけれど)
ともあれ、当然のことながら、Sちゃんと私はその後、まともに舞台が頭に入ってきませんでした。
正直、なんにも覚えていません^^;
客いじりがあるのは知っていましたが、まさか、それが自分たちのところに来るとは、だれも思いませんよねえ?
二人とも興奮MAX、ねじがぶっとんでしまい、誰かにこの話を聞いてほしい! と翌日の仕事のために東京に来ていたもう一人の同僚を無理くり呼び出し、私は新幹線の帰りのチケットを遅らせ、時間ぎりぎりまで、ひたすらこの興奮をぶちまけたのでした。
↑パンフレットより。
これが今回のポスターになっていて、めちゃくちゃ出来が良くて欲しかったんですが、ポスターは貼らんよなあ、と泣く泣く諦めました。
F人のせいで殿の色々が頭から飛んでしまい、なにを贅沢な、と思われるでしょうが、もう一度、ちゃんと殿を見たい、と思っております。
無茶苦茶やね、と自分でもわかってるので、しませんが。
すみません、最後まで読むの、大変だったでしょう?
そんなこんなな東京遠征でした。
いやあ、いろんな意味で楽しかったです。
最後まで読んでくださった方、いつもありがとうございます。
まだ興奮さめやらず、ぐだぐだ記事でごめんなさい。